令和7年度防災避難訓練が実施されました
2025年6月9日 17時37分6月7日、防災避難訓練が実施されました。
校舎内一室から火の手が上がったことを想定し、防火扉も閉めて本格的な訓練を行いました。生徒・教職員ともに、ルートの確認をしながら避難しました。
消防署の方の講評の中では、「話し声が多めであった」「口をふさぐのが不十分であった」という改善点をご指導いただきました。特に火災による人身被害で多いのは、火で燃えることより煙を吸うことです。本番を意識した訓練を今後もしていきましょう。
また、校庭への避難後は、消火器訓練・放水訓練を行いました。
消火器は、生徒・教職員ともに使用方法や火への向け方を教わりました。
今回は練習用で水が出ましたが、実際には粉末やガスで消火するものもあり、火災の種類に応じて効果を発揮するものが異なります。消火器の中身は約10~15秒でなくなるため、的確に火元を狙う必要があります。消火器での消火は「初期消火」が肝心であることを意識しましょう。
また、放水訓練では、生徒にもホースを持たせていただき訓練を行いました。
水の勢いに圧倒されながら、狙った方向に放水しようと頑張っていました。
日頃から、「雨の日の避難経路は?」「消火器や消火栓はどこにある?」等、万が一への備えを十分に行いましょう。
また、今回は火災を想定した訓練でしたが、磐城桜が丘高校周辺では土砂災害の危険性もあります。本校は、土砂災害特別警戒区域の指定範囲が校地の一部に限られ、屋外避難時の土砂災害リスクが高いことから、鉄筋コンクリート造りで堅固な構造である校舎への避難で対応しています。その他、地震や洪水など、様々な災害に対応できるよう、学校生活の中で強く意識していきましょう。
地域の皆様、ご協力誠にありがとうございました。